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第123回「産学官交流」講演会・交流会

今回は、静岡理工科大学に協力いただき、第123回の講演会・交流会を開催いたします。多数の方のご来場をお待ちしております。ぜひこの機会に大学関係者・講演者とご交流いただき、今後の事業活動等にお役立ていただきますようご案内申し上げます。

学校 静岡理工科大学
テーマ 運転支援システム・新電力マネージメントシステムの研究
開催日時 2019年10月21日(月)
講演会/17:00~18:30
交流会/18:45~19:45
会場 講演会/静岡市産学交流センター 6階 プレゼンテーションルーム
交流会/静岡市産学交流センター 6階 プレゼンテーションルーム
内容

講演1 『運転支援システムの導入が
                     道路利用者の認知・行動に及ぼす影響に関する心理学的研究』

静岡理工科大学 情報学部 情報デザイン学科 講師 紀ノ定 保礼氏

keywords:運転支援システム、自動運転、注意、精神的疲労

近年、年間の交通事故死者数は減少傾向を示していますが、交通事故の一層の低減を目指すうえで、運転支援システム(例:衝突被害軽減ブレーキ、Adaptive Cruise Control)や自動運転技術が注目されています。これらの技術が交通環境に導入されることで、道路利用者の認知や行動にどのような影響が及ぶのでしょうか。本講演では主に、情報を取捨選択するヒトの認知的機能である注意(Attention)に着目します。
まず運転支援システムに対する依存が低い交通環境における、道路利用者の認知・行動について概観します。その後、運転支援システムの導入が道路利用者の認知に及ぼす「正の効果」と「負の効果」に関する実験心理学的研究を紹介することで、運転支援システムの導入による影響を検討します。
さらに、運転支援システムに対する信頼とこのような効果の関係についても触れ、運転支援システムの適切な導入方法について議論を行いたいと思います。

【略歴】
2014年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程を修了(博士(人間科学))。同研究科助教を経て、2017年より静岡理工科大学情報学部に講師として就任。株式会社国際電気通信基礎技術研究所連携研究員を兼務。専門分野は、認知心理学、交通心理学、人間工学。
ドライビングシミュレータ

講演2 『次世代EMS:電力マネ-ジメントの次の一手』

静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科 准教授 加藤 丈和氏

近年,自然エネルギーの導入や電力小売の自由化などによって,需要家にとって電力のコスト体系が複雑化しており,工場やオフィスビルなどを中心に電力を効率的,効果的に使うためのEMS(電力マネージメントシステム)の導入が盛んである。しかし現状のEMSは使用電力を可視化するだけのものがほとんどで,実際に効率的に電力を使用するのは難しい。
さらに中小規模の工場やオフィスへの導入は,導入コストが高くまたそれに対する効果も不明瞭であるため進んでいないのが現状である。講演では,講演者が進めてきた中小規模の工場へのEMSシステムの導入の勘所や効果,さらに今後必要になってくるであろう新しいEMSの機能について紹介する。

【略歴】
2001年,岡山大学自然科学研究科博士後期課程を修了(博士(工学))。産業技術総合研究所,和歌山大学,情報通信研究機構,京都大学を経て,2016年より静岡理工科大学理工学部に准教授として就任。専門分野は機械学習,人工知能,エネルギーマネージメント。
家庭向け電力マネージメント

参加料 無料(交流・懇親会参加者は500円/ 軽食・飲物を用意いたします)
定員 30人
申し込み

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静岡商工会議所 産業振興課(担当: 増田、堀川)
TEL:054-355-5400 FAX:054-352-7817
E-mail:info@siip.jp

※ 大学側との積極的な交流を図るためにも、ぜひ交流会までご出席下さい。
※ 申込書にご記入いただいた情報は、静岡商工会議所からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことをご了承下さい。
主催 静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者:静岡商工会議所)
共催 新産業開発振興機構
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