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第146回「産学官交流」講演会

今回は、静岡理工科大学にご協力いただき、第146回の講演会を開催いたします。多数の方のご参加をお待ちしております。是非この機会に大学関係者・講演者とご交流いただき、今後の事業活動等にお役立ていただきますようご案内申し上げます。

学校 静岡理工科大学
テーマ 小規模AIシステム開発とICT利用のモノづくり
開催日時 2023年10月24日(火)
講演会/17:00~18:30
名刺交換会/18:30~19:30
会場 講演会/静岡市産学交流センター(B-nest)6階プレゼンテーションルーム
名刺交換会/静岡市産学交流センター(B-nest)6階ラウンジ
内容

講演1 『個人で取り組む小規模なAIシステム開発について』

静岡理工科大学 情報学部 コンピュータシステム学科 准教授 高野 敏明 氏

生成AIが続々と登場し、世の中に衝撃を与えたこと、これまでのようにAIに無関心では済まされない状況が訪れつつある。ただ、AIを用いるためには多くのデータや計算資源の問題があり、着手までには少なからずハードルが存在している。一方で、私の研究室では、日々AIシステムの開発について議論を展開しているが、ほとんどが個人レベルで取り組む小規模なAIシステム開発である。この活動においては、大規模なデータを用意することは難しく、計算資源についてもそれほどのものではない。そこで今回は、研究室で作られているAIシステム開発の事例を紹介する。

【略歴】
2013年に三重大学大学院工学研究にて博士号を取得。その後立命館大学情報理工学部 特任助教に着任。2016年より静岡理工科大学情報学部講師に着任、2020年同大学准教授となり、現在に至る。専門は、人工知能、特に強化学習および転移学習。

講演2 『視覚・色彩の不思議からICTを活用してモノ作りを考える』

静岡理工科大学 情報学部 コンピュータシステム学科 教授 櫻井 将人 氏

人間は外界の大部分の情報を視覚で入手しており、それを考慮して設計し、モノを作ることは重要です。さらに、視覚だけでなく五感から取得した情報を、人間がどのように処理し、表現しているかは非常に興味深く、その感覚特性を活かしたモノ作りは有効だと考えられます。一方、非接触や遠隔での活動を余儀なくされた近年の経験から、ICT技術はますます進歩し、モノづくりを支えるさらに強力なツールとなっています。そこで今回は、錯視や視覚を中心として知覚・認知・感性的な評価特性を測定した実験やその結果を紹介します。それらを活かし、ICT技術を活用したモノ作りについて考えてみましょう。

【略歴】
2003年に宇都宮大学大学院工学研究科にて博士号を取得。その後、McGill University(カナダ)、ソニー(株)、東京理科大学、金沢工業大学、KDDI研究所、(国研)建築研究所等の研究機関に在籍し、2018年より静岡理工科大学情報学部准教授に着任。2023年同大学教授となり、現在に至る。専門は、心理物理学、色彩工学、人間工学および光環境。

参加料 無料*大学側との交流を図るためにも、是非名刺交換会までご出席下さい。
定員 50人
申し込み

FAXまたはMailでお申込み下さい。

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静岡商工会議所 産業振興課(担当:酒井、堀川)
TEL:054-355-5400 FAX:054-352-7817
E-mail:info@siip.jp

※ 申込書にご記入いただいた情報は、静岡商工会議所からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことをご了承下さい。
主催 静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者:静岡商工会議所)
共催 新産業開発振興機構、静岡市産学交流センター(B-nest)
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