新産業開発振興機構 新産業開発振興機構 新産業開発振興機構
サイトマップ トップページ
機構概要 会員紹介 セミナー・講演会紹介 研究事例紹介 会員募集 ご意見・ご要望
HOME > セミナー・講演会紹介 > 「産学官交流」講演会・交流会
セミナー・講演会紹介
「産学官交流」講演会・交流会
 
第 32 回「産学官交流」講演会・交流会のご案内

第32回(本年度第5回)のご案内をいたします。 今回は、県立静岡農業高校にご協力いただき、静岡大学、県立静岡農業高校に下記のような内容でご講演いただきます。会場も県立静岡農業高校で開催。講演会後には、静岡農業高校の実験施設の見学や、交流会では安倍川のワサビや高糖度トマトもご試食いただけます。農業高校を知ると同時に、先生方との交流も持っていただき、今後の企業活動に活かしてもらえればと考えます。多数のご来場をお待ちしております。

「大学・高校」

静岡大学農学部、県立静岡農業高等学校

「開催日時」  平成18年10月27日(金)
講演会      17:00〜18:30
実験施設見学  18:30〜19:00
交流会      19:00〜20:00(ティーパーティ)
「会場」 講演会 静岡農業高校 5階 視聴覚教室
交流会 同上       1階 会議室
「テーマ」

講演1  『 アブラナ科植物の辛味の不思議 
           
-ワサビはどうして辛くなったのか-
静岡大学農学部 応用生物化学科 原 正和 教授

ワサビは、日本固有の香辛作物です。昨今、先進国を中心に日本食ブームがおきていますが、それにともなって、ワサビへの注目度は高まっています。このように、ワサビが知られるようになった背景には、ワサビ栽培の伝統を育んだ静岡地区が貢献していることは言うまでもありません。本講演では、ワサビの利用や有効性などについて概説したあと、われわれのグループの研究を紹介します。まず、ワサビをはじめとするアブラナ科植物の辛味発生のしくみ(ミロシナーゼ-カラシ油配糖体システム)とその役割について述べ、次に、辛味発生酵素ミロシナーゼの遺伝子から見えてきた、辛味発生の進化のいきさつについて述べたいと思います。さらに、こうした研究が、ワサビに関する技術開発につながる例についても紹介します。

講演2   安倍川水系のわさびを守ろう!
      〜赤・青・緑、何色の光で育てるとワサビが辛くなるか?
                       (発光ダイオードの実験)〜

静岡農業高校 生物工学クラブ
 私達、生物工学クラブでは、バイオテクノロジーを利用した地域に根ざした活動を考え、安倍川水系のワサビの生産性向上と地域農業振興のため、ワサビ苗の大量増殖に挑戦しています。クラブでは今年度、三色の発光ダイオード(LED)を用いた実験を行うことにしました。LEDは消費電力が少ないため環境に優しく、低コストで利用できる光源として、農業分野への利用の可能性が最近注目されています。本発表ではLED光源下でのワサビの生育の違いや辛味成分への影響について報告します。
「参加料」 無料 (交流会参加者は500円。コーヒー・軽食飲物を用意いたします)
「定員」 60名
「申し込み」 FAXまたはMailでお申込み下さい。
FAXで申し込む場合はこちら  メールで申し込む場合はこちら
清水商工会議所 新産業振興室(担当:赤堀、白澤、見城)
(代)0543-55-5400 FAX:0543-40-5117 mail:info@nio-s.net

※ 大学側との積極的な交流・交換を図るためにも、ぜひ交流会にご出席下さい。
※ 尚、申込書にご記入頂いた情報は、当日名簿として配布するほか、商工会議所  からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことを、ご了承下さい。

「主催」 静岡市
「企画運営」 清水商工会議所・新産業開発振興機構
 
Copyright (C) 2003 Shimizu incubate & promote newindustry organization., All Right Reserved.