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セミナー・講演会紹介
「産学官交流」講演会・交流会
 
第69回「産学官交流」講演会・交流会のご案内

 今回は、静岡大学より下記の内容でご講演いただきます。最先端研究の内容を知ると同時に、研究者との交流も持っていただき、今後の企業活動等に活かしていただければと存じます。多数のご来場をお待ちしております。

「学校」

静岡大学

「開催日時」  平成23年10月28日(金) 
講演会/17:00〜18:30
交流会/18:30〜19:30
「会場」 講演会/静岡商工会議所清水事務所3階(静岡市清水区相生町)
交流会/同上 7階 産学交流サロン
「内容」

講演1. 「 地域に根ざした防災の研究」

理学部理学部長・防災センター長 教授 増田敏明 氏

Keywords :防災研究、防災教育、地域貢献

 静岡大学防災総合センターは設立されてまだ3年の、できたての組織である。これまでの静岡大学は積極的に防災に関わってこなかった。「それではいかん!」ということで、県とも協力しながら静岡県の防災を考えていこうと作られた。教員の数も少なく、歴史も浅い弱小センターであるので、京都大学や防災科研のような日本を背負う防災ではなく地域に根ざした防災の研究を行っている。今回は当センターが現在行っているプロジェクトや人材教育について紹介する。
 静岡大学防災総合センターの2本柱は研究活動と教育活動である。
 静岡県で心配される災害は、東海地震だけでなく、富士山や伊豆群発地震のような火山活動、地滑りや豪雨災害、水害など多岐にわたっている。これら県内の様々な災害を、他大学の先生の力も借りながら所属教員がそれぞれの専門性を活かして研究をしている。

教育活動は、静岡大学生向けの防災マイスター制度の設置や、社会人の実務者へ向けたふじのくに防災フェロー養成講座の開講、多くの人に楽しく地質を学んでもらうためのジオパーク構想への協力、各地での講演会への講師の派遣やシンポジウム開催など知識レベルやニーズに合わせて活動をしている。

 
   

講演2. 「 地震と放射能 」(仮題)

理学部附属放射化学研究施設長 教授 奥野健二 氏

Keywords :風評被害・放射線・放射能・人体被ばく

 東日本大震災による福島第一原子力発電事故から半年が過ぎようとしています。事故により放出された放射性物質、特に放射性セシウム(134Cs;半減期 約2年、137Cs;半減期約30年)による食料品への汚染の問題は、野菜に始まり、茶葉、牛肉などへといまだにその広がりを見せています。
特に、茶葉への汚染は、大きな風評被害をもたらし、静岡県の経済に大きな損失をもたらしていると言って過言ではありません。国による迅速な情報公開および科学的事実に基づいた的確な判断・説明が行われていれば、このような風評被害も軽減されたものと思われます。改めて物理学者である寺田寅彦博士の『ものを怖がらな過ぎたり、怖がり過ぎたりすることはやさしいが、正当に怖がることはなかなかむつかしい』という言葉を実感しております。
講演では放射線を正しく知るための放射線の基礎から、放射性セシウム汚染の茶葉を例として、放射線による人体被ばくの程度について紹介します。

 
「参加料」 無料 (交流・懇親会参加者は1,000円。軽食・飲物を用意いたします)
「定員」 50人
「申し込み」 FAXまたはMailでお申込み下さい。
FAXで申し込む場合はこちら
メールで申し込む場合はこちら

静岡商工会議所 新産業課(担当: 相磯、小堺)
TEL:(代) 054-355-5400 FAX:054-340-5117
mail:info2@nio-s.net

※学校側との積極的な交流を図るためにも、ぜひ交流会までご出席下さい。
※ 尚、申込書にご記入いただいた情報は、当日名簿として配布するほか、静岡商工会議所からの各種連絡・情報提供に利用する事がありますことを、ご了承下さい。
「主催」 静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者:静岡商工会議所)
「共催」 新産業開発振興機構
 
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